イタリアの新聞に掲載されました。

fabius_news

Fabiusさんとは時差や仕事の関係で深夜や早朝に主にメッセンジャーを使って打ち合わせをしています。しかし数日前突然携帯にメールが入りました。日本時間夜中2時頃だったので何事かと思ったら、「君のファミリーネームは渡辺だったよね」と。「そうですよ」と返したら「新聞のってもいいかな!?」と返ってきました。

その新聞がこれです。彼によると、これはprefecture's newspaperだそうで、このブルーラインのところに私の名前がでてきています。

"This initiative was possible thanks to the help of the japanese (girls) Chufa Kanazawa and Tomomi Watanabe"

とかかれているそうです。 私のフルネームデビューがイタリアとは驚きました。そういえば、先月だったか今月の最初だったかにも、私があるジャーナリスト宛に書いたあるコメントがロシアの地方紙に載ったようです。そちらは記事をもらえなかったので、よくわからないのですが。

今回のこのFabiusさんの活動は、イタリアのComoの市長と、Comoの姉妹都市である新潟県十日町市の協力のもと実現しています。また、日本で多くの支援者が彼の素晴らしい活動の成功を願って動いていただいております。今回は私がみなさまの代表として掲載されたですが、皆様なしでは私はどうすることもできませんでした。本当にありがとうございます。

あと10日ほどで来日です。被災者の皆様に無事彼の音楽をお伝えできるよう全力をつくします。よろしくお願いします。

2011-06-08 10:36 pm

 はじめに

Fabius Constable

Fabius Constableさんが5月上旬にイタリアより来日され、宮城・福島等の避難所にて慰問演奏を予定しております。私はこの活動をお手伝いするため、本日当サイトをたちあげます。

彼は Celtic Harp Orchestra を率いるハープ奏者です。3/11の東日本大震災後、彼のオーケストラはイタリア及びスイスで開催された3公演で日本のため募金活動を行いました。

私はとあるきっかけで4/5に彼と知り合いました。そして、彼はその素晴らしい募金公演のみにとどまらず、単独で来日し避難所を回って慰問活動をしたいと考えていることを知りました。その当時の私は震災後世界各地の方から励ましや祈りの言葉をはじめ、原発のご心配の言葉やお問い合わせもいただいておりました。また、日本からの輸入制限や自主避難通告がでている国もあることを知りました。そして、大使館の移転や撤退のニュースを聞き、また、日本に滞在していた外国人の方々がどんどんと帰国していることも耳にしていました。

そんな中、彼は日本へ来るというのです。

彼との何度かのやりとりの中、私は彼の熱意を強く感じお手伝いを申し出ました。しかしながらすぐに、被災地仙台に住み、仕事を持っている個人ではできることに限りがあることを思い知らされます。このままでは彼の素晴らしいご厚意の実現にはたどり着けそうもないと感じました。そこで、私はこの1週間余り友人・知人やtwitter等にて呼びかけを行いました。そして現在、この活動に関する支援の申し出、また、更なる支援者探し並びにご紹介といった直接的なものから、避難地域や避難所に関する情報提供、twitter募集のRT等数多くのご協力を賜っています。

改めてましてこの場にて全ての皆様に感謝申し上げます。またFabiusさんとお話をするたび、感謝の意を皆様に伝えて欲しいとお願いされております。本当に心より御礼申し上げます。

このサイトは、この活動が被災者のみなさまに無事お届けできますよう支援者の方々との情報共有のために更新していく予定です。どうぞ皆様ご無理だけはなさらぬ範囲でのご協力よろしくお願い申し上げます。

2011/04/19 Tomomi Watanabe

*Fabius Constableさんについてはこちらから
2011-04-19 5:06 am